インスタントラーメンとは違う?生ラーメンをおいしく味わうコツ

2022年1月19日 - この記事は4分で読めます

一昔前までは主にパスタが人気の麺料理だったアメリカでも、今では中国のChow MeinやタイのPad Thai、ベトナムのPhoなどアジア圏の多様な麺料理とともに、ラーメンやうどん、焼きそばなど日本の麺料理も広く受け入れられるようになりました。

このような日本の麺料理、特にラーメンは、当初はレストランで味わうか、家庭で食べる場合はお湯を注ぐだけで簡単に調理できるインスタントラーメンの形で楽しむ形が多かったと思います。またインスタントラーメンに利用されている麺は乾燥しているものがほとんどでした。しかし、最近はレストランのラーメンに近いクオリティを家庭で楽しむために、「生」の状態で麺を提供している商品も増えてきているのはご存じでしょうか?またこれまでのインスタントラーメンとの違いは何でしょうか?

今回はスーパーマーケットなど小売店で提供されている日本のラーメンのうち、最近注目されている「生ラーメン」についてその特徴をお話したいと思います。
 

  • 目次

 

■お店で買える麺の種類を把握しよう

まずは一般的な麺の製造工程を簡単におさらいしましょう。初めに小麦粉や米粉などの穀粉と水、食塩水やアルカリ塩水溶液を混ぜて生地を作ります。この生地を延ばしたうえで、切り出したり圧出するなどして麺状に加工したものがいわゆる「生麺」と呼ばれるものになります。混ぜ込む素材の違いや麺の成形方法、切り出す麺の形状で様々な種類の麺が製造されるわけですが、麺の製造工程のみに注目するのであれば、小売店で販売されている麺のタイプは基本的にはこの生麺か生麺をベースに下記の追加工程を施したもののいずれかと考えるのが理解しやすいでしょう。

次に、生麺に追加工程を施した様々なタイプの麺をご紹介します。
 

  • ゆで麺
    上記の生麺にゆで上げの工程を加えたものです。日本ではうどんの麺を販売する際に用いられることが多い形態です。やわらかめの触感が特徴であり、あまり日持ちがしません。

 

  • 蒸し麺
    上記の生麺をさらに蒸したものを指します。日本では焼きそばの麺を販売する際に用いられることが多い形態です。こちらもあまり日持ちはしません。

 

  • 乾麺
    上記の生麺に乾燥の工程を加えたものが「乾麺」と呼ばれます。パスタでお馴染みですね。日本でもそばやうどんの麺で用いられる製造方法です。まだアメリカではそれほどポピュラーではありませんが、ひやむぎや素麺などといった日本独自の乾麺も存在します。一般的にはそのコシの強さと保存性の高さが特徴となります。

 

  • インスタントヌードル
    実はインスタントヌードルに関しては明確な定義がありません。ただ、使用されている麺に限っていえば、生麺の製造工程を経た上でその麺を蒸し、更に油揚げもしくは熱風で乾燥させる点が特徴です。

 

その他にも半生麺や冷凍麺など異なるタイプの麺が存在するのですが、まずは大きく上記の違いを把握しておけば十分かと思います。次回スーパーマーケットで麺類を購入する際は、こうした製造方法の違いも意識してみると面白いかもしれません。なお、今回紹介する「生ラーメン」の麺は、上記の追加工程を施さない「生麺」の状態で販売されています。
 

■生ラーメン、乾麺、インスタントラーメンの違い

数ある麺の製造方法をご理解いただいたところで、これが小売販売用ラーメンにおいては現在どのように適応されているかを紹介します。冒頭でも述べたように、最近は生ラーメンも増えてきましたが、インスタントラーメンも引き続き多くの種類を展開しています。また、主に日系のスーパーではインスタントラーメンとは異なる乾麺タイプのラーメンを見つけることもできます(一方、ゆで麺タイプと蒸し麺タイプのラーメンはアメリカではあまり見かけませんのでここでは割愛します)。そうなると家でラーメンを食べたい方にとっては何を選ぶのが良いか迷うところです。そんなあなたのために、自宅でラーメンを作る際に参考になる各麺の違いについて説明します。好みや用途に応じて最適なラーメンを選んでください。
 

  • 食感について
    食感においては生ラーメンに軍配が上がります。生ラーメンの最大の特徴は、その食感がレストランで食べるものに近い風味を持つ点です。インスタントラーメンや乾麺ではどうしてもその点で物足りなさを感じてしまうのは否めません。「レストランで食べたラーメンを自宅でも再現したい」、そう考える方にとっては生ラーメンが第一の選択肢になることは間違いないでしょう。
  •  

  • ゆで時間について
    一般的に乾麺と比べて生麺のゆで時間は短いことが多いです。例えば、通常のスパゲティであれば生麺なら1~4分のところ、乾麺なら7~9分ほどかかります。ラーメンにおいても(麺の太さにもよりますが)乾麺のほうがゆで時間が長くなる傾向があります。ただし生麺とインスタントラーメンとではゆで時間に大きな違いはなさそうです。生ラーメンであればゆで時間は1~3分程度であることが多く、一般的なインスタントラーメンとほぼ同等です。
  •  

  • 保存性について
    こちらに関しては、乾麺やインスタントラーメンが秀でています。これらは常温保存できるので保存場所も選びません。

 

■生ラーメンの保存方法

レストランと近い味わいを家庭でも楽しめる生ラーメンですが、保存性に関しては残念ながら乾麺やインスタントラーメンの方が優れています。しかし、工夫しだいによっては風味を損なわず比較的長く保存することが可能です。ここでは生ラーメンを保存する場合のコツをいくつかご紹介します。
 

  • 冷蔵庫で保存する場合
    生ラーメンを冷蔵庫で保存する場合は、できるだけ温度変化が少ない場所で保存するのがおすすめです。ですので、開け閉めをするたびに温度が変化するドアポケットは保存場所には適していません。また、直接冷気が当たる冷蔵庫の奥も保存場所としては向いていません。理由は、結露が発生しやすく水滴で麺がふやけてしまう恐れがあるからです。こうした点に注意して保存すれば、例えばMyojo USAのSignature Ramen SeriesやPremium Ramen Seriesであれば賞味期限内なら購入から冷蔵で3週間ほど日持ちします。

 

  • 冷凍庫で保存する場合
    上記の期限内で食べきれなそうなら冷凍庫に保存しましょう。その際、生麺は1食ごとに小分けする点がポイントです(その点、Myojo USAのSignature Ramen SeriesやPremium Ramen Seriesであればすでに小分けされているので便利です)。冷凍された生麺を調理する際は、お急ぎの場合は凍ったまま直接ゆでていただいて問題ありませんが、ゆで方にむらが出来てしまう可能性があるので、召し上がる前日に冷蔵庫で解凍するか、または常温で1時間程自然解凍させてからゆでていただいた方が、均一に麺がゆであがるのでより一層美味しくいただけます。

 

■おいしい生ラーメンのゆで方

生ラーメンを購入の際はパッケージの裏に記載されている指示通りに調理しても問題なくおいしいラーメンがいただけますが、ゆでるときの一工夫でラーメンがさらにおいしくなります。そんなちょっとしたコツをここでは紹介します。
 

  • ゆでるお湯をたっぷり用意する
    麺同士がくっつかないよう、十分な量のお湯でゆでましょう。最低限1リットル、理想は2リットルのお湯を用意しましょう。また麺を入れるとお湯の温度が下がりますので、お湯が十分に沸騰している必要があります。

 

  • スープ、トッピングの事前準備は済ませておく
    ラーメンはゆでたてが一番おいしい料理です。時間がたつと麺が伸びてコシが損なわれます。ですので、ゆであがったラーメンを素早く盛り付けるためにスープ、トッピングをあらかじめ用意しておきましょう。スープ準備前に使用するどんぶりにお湯を入れて温めておくと、食べているときにラーメンが冷めにくくなるのでおすすめです。

 

  • 1玉ずつゆでる
    一度にたくさんの麺を入れてしまうとお湯の温度が下がりゆでむらが出てしまいます。しっかりと沸騰したお湯に一玉ずつ入れて、たっぷりのお湯の中で優しくほぐしながらゆでましょう。

Image by ©Sarah Leung The Woks of Life,https://thewoksoflife.com/tan-tan-ramen/

 

  • 差し水はNG
    和食で「差し水(またの名を“びっくり水”)」と呼ばれる調理技法があります。これは豆などの乾物や乾麺をゆでる際に吹きこぼれを防ぐために入れる水のことで、薪などを利用して火力の調整が難しかった昔の調理技法の名残です。差し水はゆで時間が長い乾麺においては有効な処置でした。ただし、これはゆで時間の短い生麺ではゆで方にむらが出てしまうため使用しないでください。なおゆで時間は基本的には指定されているものに従えば問題ありません。また指定時間を参考にしつつ、ゆで時間中に麺を一本取って試食しながら好みの固さを見つけてみるのもいいと思います。

後はゆで上がった麺のお湯をしっかり切って、あらかじめスープをはったどんぶりにトッピングと一緒に麺を盛り付けるだけです。麺が伸びる前にお早めにお召し上がりください!
 

■Myojo USAの「生麺」ラインナップ

Myojo USAでは、日本の本格的なラーメンをご家庭でも手軽に楽しめるように数々の生ラーメンを販売しています。スープタイプもとんこつ、しょうゆ、味噌などよく知られているものから、沖縄そばや長崎ちゃんぽんなど知る人ぞ知る日本のご当地ラーメンも含め数多くそろえています。きっとあなた好みの味が見つかるはず。レストランクオリティの本格的なコシと風味を、お好みのスープと一緒にぜひ一度お試しください。
 
Myojo USAの生麺ラーメンラインナップはこちら
https://www.myojousa.com/product_cat/ramen/
 
また、Myojo USAは生麺タイプの「焼きそば」も用意しています。そのモチモチした麺の味わいは一度味わったら癖になること間違いなしです!

Myojo USAの生麺焼きそばラインナップはこちら
https://www.myojousa.com/product_cat/yakisoba/
 

■生麺と乾麺のいいとこどり!?「ロングライフ麺」とは?

「生麺の食感と乾麺の保存性を両立できる麺はないのか?」そうしたニーズに応えたのが、「ロングライフ麺(LL麺)」と呼ばれている麺です。こちらは「包装めん」とも呼ばれており、ゆで麺に殺菌工程を加えたものです。こうして出来上がったロングライフ麺は、生麺に匹敵する食感を持ちながら長期常温保存できるという優れものです。Myojo USAでは、うどんラインナップにその製法を導入しています。Myojo USAのLLうどんは製造後、常温で11ヶ月保存可能です。日本の生麺に興味はあるけど日持ちの点から二の足を踏んでいる方は、まずはこちらをお試しください。
 
Myojo USAの生麺うどんラインナップはこちら
https://www.myojousa.com/product_cat/udon/
 

■最後に

全米で本格的なラーメンを提供するレストランはますます増えてきました。そこで味わったクオリティになるべく近い形で自宅でもラーメンを味わいたい、という欲求が昨今増えてきているのもひしひしと感じます。そんな時はぜひMyojo USAの生ラーメン各種をお試しください。現在全米各地で本格的な日本の生ラーメン体験をお手軽にお届けするべく、ご購入できる場所を少しづつ増やしています。あなたの街のそばでMyojo USAの生麺商品が手に入るか、下のStore Locatorでチェックしてみてください。残念ながらお近くにお店がなかった場合も、数々のオンラインストアで商品を提供していますのでご安心ください。いつでもお気軽にご家庭で生麺ならではのコシと風味をご堪能いただけます。
 
Myojo USAの生麺商品が手に入る場所を探すStore Locatorはこちら(オンラインストアも案内しています)
https://www.myojousa.com/where-to-buy/

 

参考:

Wikipedia:生麺
Wikipedia:乾麺
Wikipedia:インスタントラーメン
全麺連
全国乾麺協同組合連合会
インスタントラーメンナビ
麺くる:【失敗しない】ラーメンの生麺の茹で方・下準備を製麺師が伝授
エキサイトニュース:生麺と乾麺、栄養価に違いはあるの?専門家に聞いてみた
オリーブオイルをひとまわし:知っておくと便利!乾麺と生麺の使い分け
お手軽レシピ研究所:麺の種類 生麺、ゆで麺、インスタント麺、チルド麺の違い
グルメノート:生ラーメンの賞味期限は何日?賞味期限切れがいつまで食べられるか解説!
都一株式会社
食育大事典:びっくり水にはどんな効果があるの?